ほとんどの人がメールを送信したら、返信を期待すると思います。しかし、すべての返信を受け取ることができるとは限りません。ここでご紹介するフォローアップとは、あなたのウェブサイトから購入したことがある顧客へ、メールを定期的に送ることによって、再度購入へと導くことを指します。フォローアップは、ビジネスの成長にはとても大切なことです。
あなたは、いつもフォローアップをなんとなく送っていませんか? ここでは、顧客が再度購入するように導くフォローアップの方法をご紹介していきます。
送信数を確認する
フォローアップを1日または、週に何通送り、どのくらいの返信を受け取ることができますか?
あなたが送ったフォローアップの数を知ることはとても重要です。まずは、ここ数週間で、何通のフォローアップを送信したかを確認してください。さらに、それに返信された数もチェックしてみましょう。
開封率を確認する
メールマーケティングソフトを使用している場合は、すでに知っているかも知れませんが、開封率とは、メールが開かれた割合を表す数値のことを言います。この数値を導くためには、フォローアップを送った数と、受信した数を明確にしなければならないので、この数値を確認することによって、今までのフォローアップの傾向を見ることができます。
フォローアップの返信をまったく受け取っていないのなら、再度内容を確認してください。開封率は、件名や、送信した時間にも影響を受けるので、開封率を測定することは、フォローアップがどれほど効果的かを判断する基礎になります。
開封率を計算するには、開かれたフォローアップの数と、フォローアップした数で割ってください。次に、オープンレートを得るために100を掛けます。
目標を、100%の開封率に設定することは難しいかもしれませんが、あなたが、その人をよく知っていて、パーソナライズされた方法でフォローアップをしているのであればそれほど野心的ではありません。ここで述べられていることを参考にして、より高い開封率を狙いましょう。
CTAを利用する
CTAとは、マーケティングでよく使われている方法で、メールの下の方にボタンやリンクを追加し、あなたのウェブサイトにジャンプできるようにクリックを促すものです。
たとえば、顧客に購入を促したい時に、「セール商品をみる」などのボタンを追加し、あなたのウェブサイトに直接ジャンプして、そのオファーを確認できるようにします。CTAのボタンやリンクは、フォローアップを送る時には必ず追加するようにしましょう。
ひとつのフォローアップからひとつのCTAを促す。
最適なフォローアップ期間
フォローアップを送信した時、返信はどのくらいで来て、再びフォローアップをするまでに、どのくらいの時間がかかっていますか?
実際に、一度購入した顧客に、フォローアップをしていない企業が多いようです。そのことによって、一体どのくらいの顧客を失っているのでしょうか?あなたは、同じことにならないように気をつけてください。フォローアップは、定期的に、顧客の意識を引くために必ず送るようにしましょう。
返信率を確認する
返信率を得ることによって、フォローアップがきちんと機能しているかを測定することができます。あなたのフォローアップの内容があまり良いものではないのなら、おそらくあなたが望む返信を受け取っていないのではないでしょうか。
返信率を計算するには、過去1週間に送信したフォローアップの数と、返信された数を確認してください。送信したフォローアップの数で返信数を割り、100を掛けて返信率を求めます。
メールの長さ
あなたのフォローアップは、長過ぎではありませんか?
フォローアップの文は、短くしてポイントを抑えるようにしてください。取り留めなく、書く必要はありません。主に75から100の単語数を使ったメールが、もっとも見やすいとされています。文字数を調べて長すぎる場合は、必要ない部分を切り取って、読みやすいメールを作成してください。
フォローアップを送る最適な時間
先ほどお話ししましたが、フォローアップを送信する時間は、開封率に大きく影響するばかりではなく、CTAにも影響を及ぼします。
「メールを送信する最適な時間」を検索すると、多くの結果が出てきて、どの方法を使用したらいいのかわかりません。送信する時間を、最適化するためにはメールシステムを調べる必要があります。
はじめに受信トレイをチェックし、いつ頃よくメールを送っているかを確認してください。次に、よく顧客から返信が来ている時間も確認します。さらに、あなたの業界において、最適なフォローアップ時間をリサーチしてください。職種や目的などによって、休日に送った方がいいものや、平日の昼間に送った方がいいものなど様々なので、ターゲットを絞ってリサーチすることが重要です。
これらのデーターのポイントを集めたら、フォローアップを送る最適な時間が見えてくると思います。
最後に
フォローアップを何も考えずに送ることは、むだな時間を費やすだけです。要点をしっかりとおさえた上で、送る時間、その内容をもう一度見直して、むだのないフォローアップを送りましょう。